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森の声を聞いてみたら、自分も成長してた話

写真は マムシ 蝮 です。イタズラすると襲ってくるらしいです。笑

大丈夫でした。

森林調査を始めた頃、正直、木を数えるだけの単純作業だと思っていました。

木々はただの風景の一部で、目の前の作業をこなすことだけが目的だったんです。

でも、少しずつ木々をじっくり観察するようになると、それがただの「木」ではなく、一つ一つが生きていることに気づきました。

木も人間と同じように、病気になるし、傷つくこともあるんです。

健康そうに見える木にも、よく見ると小さな傷や歪みがあって、「完璧な木」なんて存在しないんだと感じました。

まるで人間に完璧を求めるのと同じくらい難しいことなんですよね。

自然の中でも、順調に育つものは限られていて、それが自然のリアルなんだと理解するようになりました。

そんな中、視点が広がってきたのは、調査が進むうちに気づいた自然界の多様性でした。

木々の背後には、見過ごしていた他の植物や生き物たちの生命があり、それらが複雑に絡み合っているんです。

そのつながりの中で生きる生命たちを見ていると、自分もその一部なんだなと感じるようになりました。

調査が楽しくなったのはその頃からでした。

普段、「自分って何のために生きてるんだろう?」って考えることがよくあるんですが、同じように森林の中で植物や動物たちを見ていると、「この子たちは何のためにここにいるんだろう?」って自然と考えるようになりました。

それぞれの生命が果たしている役割があって、そうやって生きているんだな、と気づくことで、少しだけ自分の存在意義についてもヒントをもらった気がします。

そして、この森林調査を通して新しい視点や知識を得ることができたのは、本当に貴重な経験でした。

もともと森や木に特別な興味を持っていたわけじゃなかったし、専門的な知識も全然なかったんです。

でも、この仕事を通して、今まで知らなかった世界に触れることができ、毎日が新しい発見の連続でした。

そして、森や自然に深く関わる専門家たちへの尊敬の気持ちも強くなりました。

これからもいろんな人と出会い、いろんな視点や知識をシェアしながら成長していきたいです。

次の調査でも、自分がどんな新しい発見をするのか、どんな風に成長できるのか楽しみにしています。

そして、その経験を日々の仕事や人生にも役立てていきたいなと思っています。

だから、こうして振り返ってみると、最初はただの作業だと思っていた森林調査で、実は自分も少しずつ成長してたんですよね。まるで森の声に耳を傾けることで、自然に自分も成長していたような感じです。

森の声を聞いてみたら、自分も成長してた話、そんな風に思える今日この頃です。

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